2024年定期演奏会概論Ⅰ

※このブログは前後編に分かれているうちの前編です。後編は後日アップします。

えみちゃん待っててね！！

 

さてこのブログを執筆しているのが12月23日月曜日。昨日放送されたM-1グランプリの決勝の余韻に浸っていたい頃でしたが、定期演奏会のブログを書いていないことに気づき、大急ぎで書いております。

定期演奏会の開催は約1週間前、12月13日金曜日のことでした。見にきてくださったお客様からすればたった2、3時間の演奏会とはいえ僕たちからすれば何日も前から準備してきたビッグイベントです。今回は準備期間(定期演奏会前日まで)について書いていきます。

実は今年、エッグドームのホールが工事で使えなかったんですよね。その代わりにA棟ホールを使って練習していました。例年とは違うイレギュラーな練習、難しすぎる曲に頭を悩ませていました。

まず、練習時間が足りなすぎます。週2回、どれだけとれても合奏の時間は1週間に6時間くらいか、もっと少ないかもしれません。メタンハイドレートじゃないんだから全く。まあでもやると決めたからには仕上げるしかないのです。もうすでに賽は投げられていたのです。山積みの課題を一つ一つ地道にクリアして、やっと一曲できるんじゃないかと思ったところで別の曲の練習をして全くできなかったのを実感して、振り出しに戻ったような感じがして。もう最悪自分がかわいい可能性に懸けて

かわいいだけじゃだめですか？

って言うしかないのかとも思いました。しかしそれは賽を投げるってよりか匙を投げてるんですよね。これではプライドもすたります。鋼どころかダイヤモンドの意思で練習を続けました。

そして練習合宿を迎えました。ここでのエピソードもあるっちゃあるのですが、それはまた他の方が書いてくださるかもしれないので、ここでは書きません。練習では流刑レベルのミスをしてしまい、本番までの時間もなく結構まずいことを自覚。せめて流刑から罰金レベルには持っていきたかったですね。

そうして練習を続けていく中で、軽い事件？もありました。忘れもしません。2024年11月29日金曜日。その事件は起こりました。なんと、私たちが普段練習しているホールの真ん中に大きなピアノが鎮座していたのです。ピアノが邪魔で合奏ができないよ〜と思っていたら、おもむろにアンジェラ・アキが登場したのです。何が起こるんだと思い、そのまま見ているとアンジェラ・アキが演奏するピアノが徐々に徐々に大きくなっていき、僕たちはピアノに追い出されるようにホールから出てしまいました。

えーすいません。真面目に書きます。元ネタを知らないという人は、今年のM-1の真空ジェシカのネタを見てください。ピアノが鎮座して合奏ができなかったところまでは本当の話です。実際どうなったかっていうと、学生課に相談して移動させてもらいました。(よかったネ！)

また小さな事件といえば、水面下で実はヤバ団体Voice of windsの煽りを僕は受けていました。何が起きたかと言うと、なんと僕が使う情熱大陸の原譜がなかったんですよ。いやあこれはね、痺れましたね。ある意味voiceが俺に挑戦してきてるような、そんな感じがしてね。そんな綺麗事を言ってる場合じゃなくて、原譜失くすなよ！！高いんだぞ！！と思いつつも、スコアには一応楽譜自体はあるのでスコアを切り貼りして楽譜を作ってもらいました。ただね、これ実際に印刷してみるとめちゃくちゃ小さいんですよ。譜面台に置いてみると全然見えないので、僕の中の山崎まさよしが歌い出します。「いつでも探しているよ　どっかに君の姿を　向かいのホーム　路地裏の窓そんなとこにいるはずもないのに」

 

いるはずねえだろ！！！

見えなすぎて本当にこれになりかけました。でもまあ目を凝らしてみたらギリギリ見えたのでよかったですね。僕がコンタクトつけてたのでなんとかなりました。危なかったですねえ。

　あと、本当に個人的なとこで言うと僕、髪を赤にしてるんですよ。なんてったって赤髪の少年なので。で、いつも色を保つためにカラーシャンプーっていうのを使ってるんですよ。普通のシャンプーと併用することで色の持ちが良くなるみたいな道具なんですけど、11月下旬くらいにいつも使ってるやつから一回変えてみたんですよ。そうしたら色の持ちがみるみる悪くなって1週間くらい茶髪みたいな時期があったんですよ。これでは赤髪の少年の名がすたると。幸い髪も長くなってきた頃だったので美容院に行ってヘアカットと染め直しをしてもらいました。キレイな赤髪の少年になりました。あぶなかったですねえ。さすがに定演に赤髪以外では出られないですからね。

 

　そんな小さな事件もありつつ、なんだかんだ演奏会に持ってけるレベルになったのでは？！！となり、ついに演奏会当日を迎えました。

続きは後編で！！

P.S. 文章が全く思い浮かばなかったため、書き終えるのに1週間弱かかりました。後編は頑張って今年中に出します。出せなかったら流刑で。

画像引用　https://youtu.be/BqFftJDXii0?si=H6DRPMyaMRB9HjYtの1:51より。