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定期演奏会~銀吉屋視点~ [前編]

 

4年生ブログリレーをやることが決定して数日後、

ホームページの編集画面を見ると、

たくさんの下書きがみなさんの元へ届く日を今か今かと待ちわびるかのように並んでいました。

 

一気に読んでしまいたい。

ただ(ほかの人の言葉を借りると)、

『瓶の中のキャンディをひとつだけ口の中に入れ、もうひとつ舐めたい気持ちを、

明日の楽しみをとっておくためにグッと堪えて、そっとフタを閉じる』

そんな感覚で、次の日のブログを心待ちにしていました。

 

 

銀吉屋です。

計20本にも及ぶブログ祭りもいよいよクライマックス。

 

まずはそのおさらいをしてみましょう。

 

 

【第1弾企画】Voice of Award 2020

はいこの企画はですね、去年も一瞬だけ頭をよぎったものの、結局やめちゃったんです。

そして今年度先輩からの提案もあって実現。

思ったより好評で嬉しかったです!

 

審査はSNS係で行いました。

本当はもっともっと色々なひとを表彰したかったんですけどね。笑

 

役職などにとらわれず頑張っている人をちゃんと見てるよ!

ってなかなか伝える機会がなかったんですけど、

受賞者から「努力が報われた!嬉しい!」って言ってもらえてこっちまで嬉しかったです!

 

 

ありがたいことに僕は今回功労賞をいただいたんですけど、

僕が自己推薦したわけじゃないですからね?笑

あ、でも賞状はセルフで作りました。笑 

 

こんなに好評なら去年もやればよかった。

今更名前挙げたりはしませんが、何人かの顔が浮かんでいます。

 

 

【4年生ブログリレー】

感想書きだすとそれだけで1本のブログが爆誕するので控えますが、

色んなドラマがあったことを改めて知れて、本当に良かったです。

 

あと、この絵みなさんの特徴が完璧に捉えられてて、感動のあまり雄叫びを上げるところでした。笑

金払ってでも僕の分も書いてもらおうかなぁ、、

ちなみに僕も今回の定演でお絵かきしました!いえい!

どうです?

「女児の描くお姉さん と 隣のわけわからん花」として完璧じゃないですか?

ちなみに全員同じソフトで描いてます。

 

とにかく、このブログリレーを通して、他の人の話も聞いてみたいなと感じました。

 

 

【SNS係ブログリレー】

 

中西→彼には昔、緊張を解く方法を聞かれて、酒飲むしかないっしょ!と言ったことがあります。すべての責任は私です。

大変申し訳ございません。また、何気に受付で前転した方が問題だと思います。でも面白いんで許します。

ちなみに彼、先日うちに来てシャンパンなどのお酒と共にコーラも持ってきてくれて、

「ソフドリも持ってきてくれたんだ!気ィ利くやん!」って思ってたんですが、

しばらくして彼の手元を見ると紫の細長い棒のようなものにmentosの文字が…

 

杉木→司会、めっちゃ伏線回収するの大変でした。でもそういう凝ったことしようって言ったのは僕です。

巻き込んで申し訳なかったけど、一緒に楽しくできてよかったです。写真供養しておきます。

それから、絵も相変わらずめちゃうまくて感動しました。きむよかったね!

ちなみに、僕の画力は先述の通りなので、解説は全く参考になりませんでした。

僕は僕なりの女児道を貫こうと思います😤😤😤 

 

さて、いよいよバトンが回ってきました。

書くことは、あります。

でも、何をどこから書こうか迷っている自分もいます。

 

 

綺麗にまとめられるかわかりませんが、よければ読んでください。

今日は前編をお送りいたします。


こうしてサークルのブログを書くのは慣れました。

ただ、書いていると毎回必ずこんな疑問と戦うことになります。

「この文章で読者の方に伝わるかな?」

だからこそ、一語一句を慎重に選び抜いているつもりです。

 

一つの言葉や文を入れたり、抜いたりすることで与える印象は全く違うものになります。

ことばとはそれほどまでに繊細なものであると思っています。


「勘当だ!」

ドラマとかでたまに言いますよね。

お笑いのコントの方が見るかな?

キレたオヤジが息子とかに向かって言うアレです。

お前とはもう親子の縁を切る!!!っていう。

 

なんとですねわたくし、

これ言われたことあるんです。いやガチで。

 

両親が離婚して数年後、

高校生になった僕はなんやかんやで祖父母の家に引っ越すことになりました。

 

それまでは仲良かったんですが、

だんだんと生活のリズムや「家」に対する価値観などから少しずつひずみが生まれ、

家にいると常に誰かに睨まれているような感覚に襲われるようになりました。

いつも外でうるさくしているのでにわかに信じがたいかもしれませんが、

家にいると声が出ない状態にまでなっていました。(調べたんですけど、場面性緘黙症っていうらしいです。多分。)

声がほぼ出ないことを伝える気も方法もないままに過ごしていましたが、

結局うまくいかなくなり、

半ば追い出されるかのような形で引っ越しました。

 

今は環境を変えたので、

だいぶ関係性も良くなってはきたんですけど、

まだ「いい思い出」にするにはちょっと早いですね。


「出会わなければよかった」

これもね、なかなかに威力ありましたね、笑

 

詳しく誰に言われたかとかはあえてここで言うつもりもないですけど、

まあそれなりに長いこと仲良くしてたつもりの人とだけ言っておきます。

 

これを言われてから、

楽しい思い出はほぼ消え失せ、

その言葉だけが残って

誰かと深く関わりたいと思った瞬間にグッと胸に突き刺さるようになりました。


急に闇ブログを書き連ねるヤバい人みたいになってますよね。

不快な思いをされた方もいるかもしれないです、ごめんなさい。

 

てかそもそもアナタ本当にいつも「いやん!(テノール)」とか言ってる銀吉屋?

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

そうです銀吉屋です。

もともと人と関わりを持つのは好きなんですが、

トラウマがあると人はどうしても「またああなったらどうしよう」と足がすくむときがあります。

 

まあ人のとしての存在価値すら否定されるようなことを言われて、

さすがに平常心ではないですよ、笑

僕にもいろいろ非があるとはいえ。


さて、今このようにお話できるのは、

僕の中でネガティブだった人に対する価値観が別の方向を向きだしたからです。

 

「嫌な思い出は忘れてしまおう」とどんなに願っても、

むしろ願えば願うほどに、あざ笑うかのようにその思い出は胸を突きます。

 

だから、僕は忘れることを諦めました。

 

 

「上書き」

 

 

これしかありません。

これが、僕の知る限り唯一、

人が再び立ち上がる手段です。

 

有難いことに、

周りにはいつも、助けてくれる仲間がいました。

高校の時、部活が終わってまっすぐ家に帰りたくなかった僕と

毎日マックやコンビニに付き合ってくれた親友がいました。

 

大学入学直後は、本当に友達ができるのか不安でしたが、

気付いたら素敵な仲間に囲まれていました。

 

そう、voiceのみなさんです。

 

そんな仲間といるときは、どんなことがあっても笑っていられて、

嘘偽りなく「幸せだ」と感じることができています。


結論から言うと、

僕はvoiceに、voiceのみなさんに救われました。

 

もっともっとそのお話をしたいところではありますが、

前編はこの辺にして、

一旦ビンのフタを閉じさせていただこうと思います。

 

なんか暗い話になっちゃってごめんなさい!

後編では心の温まる話をさせて頂きたいと思っていますので、

ぜひ読んでくれたらなと思います!