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introduction

真っ赤な お顔の~

ぎんよしさんは~

お酒が入ると

あ・ざ・と・い・の♡

 

 

皆さんこんにちは、銀吉屋です。

どうもご無沙汰しております。

 

もうすぐクリスマスですね、

みなさんはクリスマスにどんな思い出がありますか?

僕は(おまいらと違って経験豊富なので😤)、

高3のとき、某T進ハイスクールという予備校で

日本史の1000問テストを受けて爆死したことと、

大1のときに親に借金の1万円を返してから

voiceのクリスマス会に参加したことですかね!

 

懐かしいですね。

確かこの時、プレゼント交換会があって、

先輩も多かったことから、無難なものを用意した気がします。

 

その時はまだ、あのかわいい「銀くん」が、

後に後輩も多い合宿で

誰に行き着くかもわからないプレゼントの内容を

自分のカレンダーにするような怪物になろうとは、

誰も予想していなかったことでしょう。

 

仮に今、クリスマス会があったら、

そこに先輩がいようと後輩しかいなかろうと

銀吉屋シャツとか作りますけどね!

 

 

僕には高校から一緒のお友達がいるんですけど、

彼が先日誕生日だったので、この前こちらの素敵な

オリジナルマグカップを差し上げ(押しつけ)ました。

 

これを読んでいるみなさま、

おひとつ3,500円からいかがですか!?

恋人へのクリスマスプレゼントにもぜひ!!!

 

 


さて、そろそろ

「うーわ久々に銀吉屋のブログ読んだけど、

 やっぱ消費カロリーいかついわ、、」と

皆さんも思っているところでしょうから、

ここからは真面目に書きますね。笑


「voiceってどんなサークルですか?

『アットホームな雰囲気がウリの

 法政大学多摩キャンパス唯一の吹奏楽サークルですよ!』

 

このやりとり、voice創立後20年が経ったそうですが

通算何回繰り返されたんでしょう?

 

僕もよく言ってました。去年の新歓期とか特に。

 

でも、本当にそうでしょうか?

本当に、「それだけ」でしょうか?

 

「アットホーム」と言えば聞こえはいいですが、

少しひねくれた捉え方をすれば、その言葉は

「ゆるさへの甘え」とも取れます。

 

確かに、voiceはコンクールにも出ないし、

大学生活で他のことと両立しながら吹奏楽をできるのは

大きな強みといっていいかもしれません。

温かい雰囲気があることも間違いありません。

 

しかし、その活動の裏にはいくつもの

苦悩が、喜びが、涙があります。

 

それを「アットホーム」のひとことで

片付けてしまっていいのでしょうか?

 

僕が新歓を担当し、

「voiceはアットホームなところだよ!」と言った

後輩のみんな、ごめんなさい。

少しだけ訂正させてください。

 

私たち Voice of Winds の活動には、

唯一無二のドラマがあります。


ところで皆さま、こちらの写真を見て何を思いますか?

ネットから勝手に引っ張ってきちゃったのですが
(さすがにまずいので後でリンク貼ります)、

 

この画像、野球知らない人から見たら、

「なんか泣いてんなあ」とか、

「目にゴミ入ったんかな?」ぐらいにしか

思わないかもしれません。

 

この画像は、2017年に6月に撮影されたもので、

中央で仲間に抱きかかえながら目頭を押さえているのは

僕がかれこれもう12年応援している、

読売巨人軍の亀井善行選手です。

 

(しばらく野球の話になりますが、

 なるべく丁寧かつ簡潔に説明しますね!!

 

当時チームは不調で、

この日の試合に負ければ最下位という状況でした。

試合は均衡し、勝ち越しのチャンスで

前の打者のマギー選手(写真左)は敬遠されます。

敬遠っていうのはまあ悪く言うと、

「多少ピンチ広がってでも

 亀井選手と勝負する方が安パイっしょw」と

言われているようなものです。

しかしこの打席は凡退。チャンスを潰します。

 

次の打席も同じことが起こります。

敬遠後のチャンスの打席でまたも凡退。

 

その後ついに勝ち越され、後がない状況。

すると信じられない光景が。

なんとマギー選手は3打席連続で敬遠されます。

 

チームを何度も救ってきたベテラン。

しかし過去2打席はいずれもチャンスで凡退。

しかも3打席連続敬遠という屈辱。

 

巡ってきた絶体絶命でのラストチャンス。

東京ドームにこだまする亀井コール。

 

振り抜いた3球目は、美しい弾道を描きながら

ファンの、悲鳴にも似た歓声に乗って

スタンド上段へと突き刺さりました

 

「これで打てなかったら命取られると思って、、」

そう声を詰まらせた亀井選手の一打を見るや否や

一番にベンチを飛び出して喜びを爆発させていたのは、

あのマギー選手でした。

 

 画像転載元:デイリースポーツ

おすすめ動画:

 

 

さて、長々と僕が野球を熱く語るブログに

なってしまっていますが、

もう一度画像をご覧ください。

先ほどと全く同じ画像です。

ですが、先ほどとは見え方が違うのではないでしょうか?

 

なぜか?

「打った!ホームラン!すごい!」

だけでは到底語り切れないドラマがそこにあるからです。


さて、いよいよ定演の話。

と行きたいところですが、

今回は年末年始の超特大ブログ祭りの

イントロダクションということで、

ほんの少ししかしません。

 

私、先日の定期演奏会で、

僭越ながらメイン曲のソロを吹かせていただきました。

いつも定期演奏会では司会とか劇とか、

そういう仕事ばかりなので(笑)、

実は大舞台でソロを吹くのは初めてでした。

 

誰が吹くか、練習後の駐車場前での

ユーフォの同期との話し合いは時間がかかりました。

 

どちらも、

どうしても吹きたいわけでもなければ

吹きたくないわけでもない。

彼女は、私ばかり3年連続で吹くのは悪いから、、と。

僕は、彼女の方が技術があるから、、と。

 

「別に俺はぁ、嫌じゃないけど~?」

『うん私も別にいいんだけど~?』

「だよねー」

『でも結論出さなきゃだよね、、』

 

と、まるで互いに両想いなことを気付いていながら

どっちから仕掛けるかジャブを入れ合ういい感じの男女

みたいな会話をしつつ

(これ以上言うと双方いろんなところから

 圧力かかるんでやめます。命は大事!)、

話し合いは難航しましたが、

翌朝、僕から「頑張ってみようかな」と連絡しました。

 

これは、

文字通り「頑張ってみようかな」と思ったことに加え、

「お世話になった先輩方に

 演奏で感謝を伝えるにはここしかない」と思ったからです。

 

今にも溢れそうになる涙を堪えながら吹いた8小節は、

嬉しいことに仲間から「良かったよ、泣きそうだった」と

言ってもらえる時間となりました。

 

演奏会が終わり、その録画映像を見ました。

正直、自分のソロを聞いて、

コンクールで評価されるような演奏ではないと感じました。

しかし、何人もの称えてくれた仲間の言葉に

嘘はないと思います。

 

指揮の笹子先輩に

「震えてビブラートかかりまくっちゃいました」と笑うと、

『よかったよ、想いが込もってて』と

言っていただくことができました。

 

 

voiceのことを知らない人が聞いたら、

「なんやこれ」で終わる演奏。

それでも感動を呼ぶことができていたとしたら、

それは、そこに

語り切れないほどのドラマがあったからに他なりません。


それまでにどんなドラマがあったのか?

そういう話は、また今度にしましょう。

 

今回の年末年始の大ブログ祭では、

いろいろな裏話が明らかになることと思われます。

 

全員にそれぞれのドラマがあります。

たくさんの人のドラマに触れ、

みんなが少しでも心の温まる年末年始を迎えたいですね。

 

定期演奏会は終わってしまいましたが、

大ブログ祭りはこれからが本番です!

お楽しみに!